【検証】債務整理で600万円の借金を減額してみた結果!

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こんにちは、Canaです。

ワタクシは大学を卒業してから5年間、普通の会社員として働いていました。そんな平凡なOLが総額600万円の借金を背負ってしまった体験談をご紹介していきます。

この記事を見て少しでもお金に悩んでいる人の助けになればと思いを込めて書いています。

借金にも種類があります。

まず、借金といっても、良い借金と悪い借金の2種類があります。

ワタクシの価値観も混ぜて言いますが、以下の意味で考えています。

  • 良い借金:学校に行くために借りたお金や事業投資など将来的に社会貢献に繋がる借金
  • 悪い借金:目の前の楽しみやギャンブル、浪費で借りた借金

ワタクシの場合は、良い借金も悪い借金もしています。

何に使ったかは後ほど説明します。

なので、「借金」というワードを見たり、聞いたりすると、どうしてもマイナスなイメージを持たれてしまいがちですが、そうでもないことを知ってほしいです。

じゃあ何で借金をするのか?

借金は何でするのか?

答えは簡単です。お金が無いから

これだけです。

議論の余地が広すぎるので、ここでは割愛しますが、先ほど述べた良い借金と悪い借金をする理由について掘り下げてみます。

良い借金をする理由

良い借金は大学に行くための奨学金や、事業を起こすために必要な融資が含まれています。これらは将来的に返済することを約束する信頼なので、借りた後は必ず成果を上げて、社会貢献して欲しいといった未来への先行投資です。また、国から補助される生活保護や自立支援も借金では無いですが、人生を立て直すための国から個人への投資ですよね。

悪い借金をする理由

世間的には生活に困っているというイメージが付きますが、実は生活に困っていない人ほど悪い借金をしてしまいがちかも知れません。例えば、ネットワークビジネスで製品を購入させられたり、ギャンブルのために借金してまで運にかけようとしたり。自分の給料は多めだから、これくらい借りてもスグに返済できる!と思う人ほど本当はヤバいかもです。

じゃあ何で600万円の借金があったのか?

じゃあ何で600万円も借金があったのか説明します。

まず、悪い借金を作った理由は、自分の欲望に負けてしまったからです。

「早くお金持ちになって自由になりたい。そのためには儲かるビジネスに投資しなければ!」

ずっとこんな思いでひたすら間違った道を進んでしまった結果です。

元々ひとり親の家庭で育ち、人一倍の倹約家で、贅沢を好まない家庭だったため、あまり旅行にいったりしたこともありませんでした。

その反動で大人になったワタクシは遊んでしまいました。

もっと裕福な生活を望んで。

600万円も借金すると金銭感覚が鈍ってしまい、自転車操業の生活になります。

そうならないためにも、ワタクシの失敗例をご覧ください(笑)

以下の順番に経緯をお話していきます。

  1. 大学進学のために奨学金を600万円(利子付き)で借りた
  2. エステで80万円(←こちらは社会人1年目で完済)
  3. ネットワークビジネスで120万円
  4. 軽自動車の購入で160万円
  5. クレジットカードのキャッシング100万円

正確には1,060万円ですね。

さすがに自分でも人生終わったと絶望しました。自分の生命保険でチャラにするとか色々…

でも、ありがたいことに国には救済制度があるので、司法書士に債務整理をお願いして残り220万円と自動車代が120万円まで減りました。

残りの220万円の詳細は奨学金が絡んでいるので後ほどお話します。

自動車代に関しては諸事情で言えませんが、毎月少しずつ返済しています。

債務整理しても奨学金がゼロにならなかった理由

まず、奨学金には以下の2種類の借り方が存在します。

  • 人的保証
  • 機関保証

ワタクシの場合は、短大に入学してから編入学で大学に進学したので、2回奨学金を借りたことになります。

つまり、2年間で約280万円×2回+利子で約600万円です。

1回目に人的保証、2回目は機関保証という形で借りました。

で、ここで問題になるのが人的保証です。

人的保証は両親以外の保証人と、連帯保証人(親1人)が必要で、当時は祖父に連帯保証人になってもらっていました。

また、機関保証は毎月保証料はかかりますが、保証人が不必要の制度です。

債務整理するまで知らなかったのですが、人的保証の場合は自己破産しても借金が残ります

ちなみに、機関保証の場合は債務整理の対象になるので、2回目に借りた分はゼロになりました。

さらに、人的保証で借りた分の返済は一括で連帯保証人に請求が行くので注意が必要です。

どうしても一括では難しい場合は、日本学生支援機構に連帯保証人自らが連絡して、毎月の分割払いに変更ができます。

早ければ、翌月の27日から支払いがスタートします。

毎月10,600円で返済が可能です。もちろん途中で多めに返済したければ、繰り上げ返済にする旨を伝えればOK。

ワタクシの場合は親に迷惑をかけたくなかったので、親の口座にお金を振り込んで返済しています。

ただし、仕送りは債務整理の手続きが完了した後に行ってくださいね!

手続き中は裁判所の調査が入る可能性があるので、引き出しや振り込みはやめておきましょう。

あとあと面倒になります(笑)

あまり知られていないので参考にしてみてくださいね。

リボ払い・借金地獄の生活実態とは?

クレジットカードのリボ払いやキャッシングなどの借金に追われる生活は精神が病みます。

だって、自分の給料の半分以上は返済で口座から引き落とされ、貯金もできずに毎日の食べ物にも困ってしまうほどですよ?

この生活をやり続ける覚悟があるなら別ですが、大抵の人は自由を奪われる感覚に陥ります。

ワタクシも毎月の引き落とし日が来るのが怖くて消えようかと何回も思いました。

こんな自分が生きていても社会に必要とされていないしな…

毎日そう思って生きていたからこそ、今借金で悩んでいる人に債務整理という道を選んでほしいです。

自己破産すると生活に困るというイメージがあるかも知れませんが、実際はめちゃくちゃ楽ですよ。

むしろ借金に追われることもなく、生活が出来ているので感謝しかありません。

ぜひ、検討してみてください!!

債務整理するなら誰にどこにお願いするの?

ワタクシの場合は、司法書士事務所でお願いしました。

もともと法テラスを利用するつもりでしたが、同居している婚約者が世帯主なのと、世帯年収が高いので司法書士事務所をおすすめされました。

法テラスの場合、債務整理は分割払いに出来る分、世帯年収に制限があったので、ワタクシの場合は厳しかったです。

恐る恐る渡された電話番号に連絡したら、まずは事務所で事情説明しましょうとのこと。

後日、司法書士事務所に行くと司法書士の先生とご対面。

そして、借金をした理由を全て紙に書いてくださいと言われたので、隠すことなく全て書きなぐりました。

最初は毎月の返済の利子の減額する任意整理を勧められ、その当月の請求はピタリと止まりました。

驚きました。今まで借金の請求が来るのが怖くてお金の工面に悩んでいたので。

もっと早く相談していれば良かったと思いました。

そしてまた後日に打ち合わせに行くと、先生からは「いっそ自己破産した方が楽じゃないですか?」と。

確かにワタクシはフリーランスで収入もまだまだ低めだったので、一生借金がなくなるなら…と思い、自己破産を決意しました。

費用は安くしてもらって30万円でした。

貯金もあったので一括で30万円支払い、必要書類も集めて提出。

しかし、残りの奨学金と自動車の返済分は諸事情で返済義務があるので、毎月返済すると約束しました。

こんな感じで債務整理がスタートします。

実際に司法書士事務所で、自己破産するときの流れはこちらを参考にしてみてください。

さいごに

今回は1,000万円借金した体験談をご紹介してきましたが、これは経験しないと分からないことかと思います。

そんなワタクシから言えることは…

自己満のために見栄を張らずに無駄な浪費をすると人生が積みます

そして、やりたいことも制限されてしまい、自由を奪われてしまいます。

そのためにも、お金の知識やビジネスの勉強、情報収集をしてください。

ワタクシが住んでいた三重県鈴鹿市のような田舎町であっても意外なところから詐欺ビジネスの話が来るので、上手い話には乗らずに。

では、また次回お会いしましょう!

司法書士事務所で自己破産するなら、こちらの記事を参考にしてみてください。

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