こんにちは、Canaです。
前回は、保険の基本・生命保険・損害保険・第三分野の保険について解説しました。
今回は、保険の原則・契約者等の保護について紹介していきます。
保険の原則
保険の制度は、大数の法則と収支相等の原則を基に成り立っています。
①大数の法則
大数の法則とは、母集団の数が増えれば増えるほど、ある事柄(死亡保険の場合は死亡)の発生する割合は一定の値に近づき、その値は事柄の発生する確率に等しいというものです。

高確率で発生する法則だね
②収支相等の原則
収支相等の原則とは、保険期間中の保険料の総額・運用益の合計(保険会社の収入)と、保険金の支払総額・経費の合計(保険会社の支出)が一致するように、保険料を算定することをいいます。

契約者と保険会社の収支を合わせるんだね
試験問題①
生命保険の保険料の計算における「大数の法則」とは、保険契約者から払い込まれる保険料の総額と予定運用収益との合計額が、保険会社の支払う保険金の総額と予定経費との合計額に等しくなることをいう。(2011年9月に出題)
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