【FP3級】主な生命保険について#18

FP3級

こんにちは、Canaです。

前回は、生命保険の基礎・生命保険料・契約時の義務・保険料の払い込みについて解説しました。

今回は、主な生命保険について紹介していきます。

主な生命保険

①定期保険

定期保険は、一定の期間内に死亡した場合に保険金が支払われる保険です。

保険料は掛捨て満期返戻金がないため、保険料は割安となります。

定期保険には、平準定期保険、逓減定期保険、逓増定期保険、収入保障保険があります。

平準定期保険保険金額が一定の定期保険
逓減定期保険保険金額が一定期間ごとに減少する定期保険
逓増定期保険保険金額が一定期間ごとに増加する定期保険
収入保障保険保険金が年金形式で支払われる定期保険
※一時金で受け取ることもできるが、年金形式よりも受取額は少なくなる

逓減定期保険も逓増定期保険も保険料は一定だよ
「逓減」はだんだん減っていくこと
「逓増」はだんだん増えていくことだね

②終身保険

終身保険は、保障が一生涯続く保険です。そのため、満期による保険金の支払はないですが、解約時に解約返戻金が支払われる保険です。

ただし、一時払終身保険の場合、早期に解約すると解約返戻金が払込保険料を下回る場合があります。

終身保険には「有期払」「終身払」の2種類があるよ

③養老保険

養老保険は、一定期間内に死亡場合には死亡保険金が支払われ、満期時には死亡保険金と同額の満期保険金が支払われる保険です(生死混合保険)。

加入年齢は0~80歳までで10年から60年の保険期間を設定できるよ

④定期保険特約付終身保険

定期保険特約付終身保険は、終身保険は主契約として、これに定期保険特約を付けることによって死亡保障を厚くした保険です。

全期型更新型
保険期間定期保険の期間を終身保険の保険料支払期間と同じ期間で設定定期保険の期間を終身保険の保険料支払期間よりも短く設定
※更新時に告知不要
保険料契約時の保険料を全期間に適用更新ごとに高くなる

更新型は10~15年の短期間だけ保険を付けるから、更新するごとに保険料も高くなるんだよ

試験問題①

定期保険は、被保険者が保険期間中に死亡または高度障害状態になった場合に保険金が支払われ、保険期間満了時に被保険者が生存していても満期保険金は支払われない。(2015年9月に出題)

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