こんにちは、Canaです。
前回は、損害保険と税金について解説しました。
今回は、金融資産運用の基本で景気と経済への影響について紹介していきます。
景気と経済への影響
景気は「好況」「後退」「不況」「回復」という4つの局面からなるサイクルを循環するものであり、これを景気循環といいます。
①インフレとデフレ
インフレ(インフレーション) | 物価が継続的に上昇し、貨幣価値が下落していく状態 |
デフレ(デフレーション) | 物価が継続的に下落し、貨幣価値が上昇していく状態 |

今ならロシアが戦争でインフレ状態になっているね
②景気・物価・為替と金利の関係
金利上昇 | 金利下落 | |
景気 | 景気が良くなる⇒資金需要増 | 景気が悪くなる⇒資金需要減 |
物価 | 物価上昇(インフレ⇒資金需要増 | 物価下落(デフレ)⇒資金需要減 |
為替 | 円安⇒輸入製品の価格が上昇(物価上昇) | 円高⇒輸入製品の価格が下落(物価下落) |

金利は常に一定ではないからバランスが難しいよね
③景気と株価
株価上昇 | 株価下落 | |
景気 | 景気が良くなる⇒企業の業績が良くなる | 景気が悪くなる⇒企業の業績が悪くなる |

株価も企業イメージや世界情勢によって変動するよ
試験問題①
物価が継続的に上昇するインフレーションの経済環境においては、一般に金利が上昇しやすい。(2015年1月に出題)
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