こんにちは、Canaです。
前回は、景気と経済への影響について解説しました。
今回は、経済指標・景気指標について紹介していきます。
国内総生産(GDP) | 国内で一定期間に生産された財やサービスの付加価値の合計 内閣府が年4回発表 ※「国内」であり、日本企業が外国で生産した付加価値は含まない |
経済成長率 | 一定期間の経済の成長率(一般的にはGDPの伸び率) |
景気動向指数 | ・景気に関する総合的な指標 ・景気動向指数にはCI(コンポジット・インデックス)とDI(ディフュージョン・インデックス)があり、それぞれについて景気に先行して動く選考指数(新規求人数など)、一致して動く一致指数(有効求人倍率など)、遅れて動く遅行指数(完全失業率など)がある。 ・景気動向の判断には、一致指数が用いられる。 ・CIの一致指数の動きと景気の転換点はおおむね一致する。 (CIの一致指数上昇=景気拡張) |

CIは変化の相対的な大きさやスピードを見るときに使われ、
DIは良し悪しをアンケート調査結果でまとめる方法のことだよ
日銀短観 | 日本銀行が年4回、景気の現状と先行きについて企業にアンケート調査を行い、集計したもの。 特に注目されるのが業況判断DIであり、「景気が良い」と感じている企業の割合から「景気が悪い」と感じている企業の割合を引いたもの。 |
マネーストック | 通貨保有主体(国や金融機関を除く、個人や法人、地方公共団体など)の保有する通過料の残高を集計したもの。 日本銀行が毎月発表。 |
物価指数 | ・一定期間における在野サービスの価格変動を統計的に測定した指標であり、企業物価指数、消費者物価指数がある。 ①企業物価指数 ・企業間で取引される商品などの価格変動を表す指標 ・原油価格や為替相場の変動による影響を受けやすい ・日本銀行が毎月発表 ②消費者物価指数 ・一般消費者が購入する商品などの価格変動を表す指数 ・総務省が毎月発表 |

消費者物価指数だけ総務省が統計調査して、毎月指定の金曜日の午前8時30分に発表してるよ
試験問題①
GDP(国内総生産)は、一定期間内に国内で生産された付加価値の総額を示すものであるが、日本企業によって外国で生産された付加価値も、日本のGDPに含まれる。(2011年1月に出題)
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