【FP3級】債券の基本・個人向け国債について#34

FP3級

こんにちは、Canaです。

前回は、預貯金の基本・単利と複利・固定金利と変動金利について解説しました。

今回は、債券の基本・個人向け国債について紹介していきます。

債券の基本

債券とは、国や企業などが、投資家から資金を調達することを目的に発行するものです。

①債券の種類

国債国が発行する債券
地方債地方公共団体が発行する債券
社債一般事業会社が発行する債券
金融債金融機関が発行する債券

資金調達のために発行される券面だから資金ではないよ
最終的には債券⇒資金なるよ

②用語

償還期限返済期限(満期)
発行価格新規発行時の金額
額面金額債券に記載された金額
表面利率額面に対する利率(クーポンレート)

債券は一般的にはあまり見ないものだからイメージが付きにくいよね

③債券の発行価格

債券の発行価格は額面100円あたりの価格で表示され、額面100円あたりの発行価格により、以下のように区分されます。

アンダー・パー発行額面100円あたり未満で発行
パー発行額面100円あたり100円で発行
オーバー・パー発行額面100円あたり100円で発行

「パー」は債券の価格が額面と同じ状態のことだよ

④利付債と割引債

利付債
(りつきさい)
定期的に利息を受け取れ、償還時に額面金額を受け取ることができる債券
割引債額面金額より低い金額で発行され、償還時に額面金額を受け取ることができる債券
(償還までの間に利息はなく、発行価格と額面金額の差額が利息の代わりとなる)

簡単にいえば、投資するときに、安く発行して利息はないけど償還時に全額を受け取ることだね

試験問題①

割引債とは、信用力の低い発行体が、クーポンレート(表面利率)を高めに設定して、額面より低い価格で発行する債券のことをいう。(2012年9月に出題)

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