答え:×
解説:株式分割により1株を2株に分割した場合、その企業の株式を1,000株保有している投資家の保有株式数は2,000株となる。
株式の取引
①注文方法
上場株式(証券取引所に上場されている株式)の注文方法には、指値注文と成行注文があります。
指値注文 | 売買価格を指定して注文する方法 |
成行注文 | 売買価格を指定せずに注文する方法 |
成行注文優先の原則
指値注文よりも成行注文の方が優先される。
価格優先の原則
同一銘柄について、売り指値注文同士では低い価格の注文が優先され、買い指値注文同士では高い注文が優先される。
時間優先の原則
同一銘柄について複数の指値注文がある場合、注文した時間が早い方が優先される

成行注文・価格・時間が優先される原則だね
②受渡し(決裁)
株式の売買が成立した日(約定日)を含めて3営業日目に受渡し(決裁)が行われる。この日を受渡日といいます。

文字通りの意味だね
③値幅制限
投資家保護を目的として、株価の極端な高騰や暴落を避けるため、1日で変動できる株価の上下限が設定されています。
値幅制限の上限まで上昇するとストップ高、下限まで下落するとストップ安となります。

高騰や暴落しても最低保証してくれるんだね
試験問題④
指値注文によって株式を買う際には、希望する価格の( 1 )を指定する。同一銘柄について、市場に価格の異なる複数の買い指値注文がある場合には、価格の( 2 )注文から優先して成立する。(2017年1月に出題)
1.(1)上限 (2)低い
2.(1)下限 (2)低い
3.(1)上限 (2)高い
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