【FP3級】株式の基本・株式取引について#36

FP3級

答え:×

解説:株式分割により1株を2株に分割した場合、その企業の株式を1,000株保有している投資家の保有株式数は2,000株となる。

株式の取引

①注文方法

上場株式(証券取引所に上場されている株式)の注文方法には、指値注文と成行注文があります。

指値注文売買価格を指定して注文する方法
成行注文売買価格を指定せずに注文する方法
成行注文優先の原則

指値注文よりも成行注文の方が優先される。

価格優先の原則

同一銘柄について、売り指値注文同士では低い価格の注文が優先され、買い指値注文同士では高い注文が優先される。

時間優先の原則

同一銘柄について複数の指値注文がある場合、注文した時間が早い方が優先される

成行注文・価格・時間が優先される原則だね

②受渡し(決裁)

株式の売買が成立した日(約定日)を含めて3営業日目に受渡し(決裁)が行われる。この日を受渡日といいます。

文字通りの意味だね

③値幅制限

投資家保護を目的として、株価の極端な高騰や暴落を避けるため、1日で変動できる株価の上下限が設定されています。

値幅制限の上限まで上昇するとストップ高、下限まで下落するとストップ安となります。

高騰や暴落しても最低保証してくれるんだね

試験問題④

指値注文によって株式を買う際には、希望する価格の( 1 )を指定する。同一銘柄について、市場に価格の異なる複数の買い指値注文がある場合には、価格の( 2 )注文から優先して成立する。(2017年1月に出題)

1.(1)上限 (2)低い

2.(1)下限 (2)低い

3.(1)上限 (2)高い

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