【FP3級】ポートフォリオ・デリバティブ取引について#41

FP3級

こんにちは、Canaです。

前回は、外貨建て金融商品の基本・主要な外貨建て金融商品について解説しました。

今回は、ポートフォリオとデリバティブ取引について紹介していきます。

ポートフォリオ

①ポートフォリオ運用とアセットロケーション

ポートフォリオとは、所有する資産の組み合わせのことで、安定した運用のために正確の異なる複数の金融資産に分散投資することをポートフォリオ運用といいます。

また、資金を複数の異なる資産(株式・債券・不動産など)に配分して運用することをアセットロケーションといいます。

リスク分散によく使われるよ

②リスクの低減効果と相関係数

ポートフォリオのリスクを低減させるためには、組み合わせる資産の値動きができるだけ異なる方が好ましいです。

資産同士の値動きの相関関係を見るときは相関係数を用います。相関係数は、次のようにー1から+1までの数値で表される。

相関係数:-1相関係数:0相関係数:+1
値動きが全く逆になる
(負の相関)
値動きに全く関係がない値動きが全く同じになる
(正の相関)
リスク低減効果が最大リスク低減効果はない

正の相関関係にある商品をたくさん選んで分散投資しても、実はリスクの低減になっていない可能性があるよ

試験問題①

2資産で構成されるポートフォリオにおいて、2資産間の相関係数がー1である場合、両資産が( )値動きをするため、理論上、リスクの低減効果は最大となる。(2020年1月に出題)

1)逆

2)関係のない

3)同じ

答えは次のページ

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