【FP2級】ライフプランニングの考え方・手法について#02

FP2級

こんにちは、Canaです。

前回は、FPと倫理・FPと関連法規について解説しました。

今回は、ライフプランニングの考え方・手法について紹介していきます。

ライフプランニングの手順

FPが顧客に対してライフプランニングを行う際の手順は概ね次のとおりです。

  1. 顧客との関係確立
  2. 顧客データの収集と目標の明確化
  3. 顧客の財政状態の分析・評価
  4. プランの検討・作成・提示
  5. プラン実行の支援
  6. プランの定期的な見直し

ライフイベント表

ライフイベントとは、結婚・育児・住宅の購入など、人生における出来事をいいます。

ライフイベント表とは、将来の予定や目標、それに必要な資金の額を時系列にまとめた表です。

ライフイベント表を作成することで、将来の夢や目標を明確にすることができまうす。

教育資金、住宅取得資金、老後資金を3大必要資金というよ

キャッシュフロー表

キャッシュフロー表とは、ライフイベント表と現在の収支状況に基づき、将来の収支状況や貯蓄残高の予想をまとめた表です。

◇ポイント

①収入欄には可処分所得を記入

年収-(社会保険料+所得税+住民税)

②支出欄には生活費などを記入

③変動率は、給与なら昇給率、生活費なら物価上昇率を用いる

(例)n年後の給与収入=現在の給与×(1+昇給率)n

④年間収支欄には収入合計から支出合計を差し引いた金額を記入

⑤貯蓄残高欄には貯蓄の残高を記入

貯蓄残高=前年の貯蓄残高×(1+変動率)±年間収支

個人バランスシート

個人バランスシート(貸借対照表)は、一定時点における財産の状況(資産と負債のバランス)をまとめた表です。

資産と負債の金額は時価で記入するよ

資金計画のための6つの係数

①終価係数

現在の資金を複利で運用すると一定期間後いくらになるかを求める係数

試験問題①

500万円を年利2%で運用した場合の5年後の元利合計額は、下記の〈資料〉を利用して計算すると、( )となる。

1)5,520,500円 2)4,528,500円 3)26,020,000円

〈資料〉

利率(年率)2%・期間5年の各種係数

終価係数:1.1041、現価係数:0.9057、年金終価係数:5.2040

答えは次のページ

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